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平成15年6月23日
江津市都野津町は古くからの石州瓦の生産地として栄えると共に、昭和初期には町の全戸数の3分の1が商家であったと言われ、現在の江津市西部地区の商業中心地としても賑わいを見せていた地域です。
現在の人口は約3300人ですが、市内では2町しかない人口増加地区の一つです。この地域では、昭和54年から平成3年までの間に約38haの土地区画整理事業が行われ、新市街地と旧街地が隣接し、同一町内での人口移動に伴う旧市街地の空洞化が大きな問題となっています。
この日は、多くの一般市民の参加も得て、明治から昭和初期の赤瓦の家並みが残る都野津町の旧市街地を探訪しました。普段は通ることない細く入り組んだ生活道路を通り、昔の面影をそのままに残す商家を拝見させて頂くなどし、珍しい外壁の鏝絵や地域性の感じられる軒先瓦・棟の役物など多くの発見がありました。また、昭和12年建築の旧町役場は現在も地域で大切に保存活用されており、外壁のデザインや室内装飾を詳しく見学しました。この施設も昭和60年代に他の市内の老朽公共施設同様に解体されようとしていた様ですが、地域の有志の方々が施設の価値を評価し、保存活動に尽力されたとのことです。現在は地域住民が直接維持管理する集会所として利用され、この町のランドマークにもなっています。
参加した会員には、新市街地には無い「せど」の文化と高い地域コミュニティーの残るこの様な旧市街地における定住対策の必要性と街並み保存創出等に関して、地域と行政のパイプ役となるべき建築士会の多面的な役割と活動について多くを考えさせられるウォッチングとなりました。
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ウォッチング風景
昭和12年建築の旧町役場現在は
地域の集会所として利用されている
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ウォッチング参加者
建築士会会員15名
一般参加者 26名
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ウォッチング風景 |
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ウォッチング風景 |

平成15年2月29日(日)
島根県景観自然課の「赤瓦の家並み保全創出事業」の一環として、2月29日(日)に建築士会江津支部が主体となり、「赤瓦ウォッチングin江津」を開催した。
この日は会員16名、行政を含める一般参加者44名の参加があり、黒松・都治・塩田・長田の赤瓦景観を見学した。午後からは、近重理事による江津支部の調査報告を行い、その後、参加者による意見交換会を行い、赤瓦景観の素晴らしさに対する認識を深めた。
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